〜この旅行記は2016年の時の記録ですが、2019年の今、屋久島に50年に1度の大雨が降り、土砂災害などが起きています。
トレッキングしていた観光客300人以上が救助され、命に別状がなく本当に良かったと思います。
しかし本当に屋久島って雨が多いんですよね・・・。
旅行に行った時も、ずーっと雨でした。
だから、激しい雨が降っていても「大丈夫なんじゃないか」と思ったのかもしれません。
私たちはほとんど山歩きをしませんでしたが、もし長距離のトレッキングを計画しているなら、絶対にちゃんとした雨具と防水・滑り止め機能のある靴を持参しましょう!〜
さてさて、とうとう鹿児島旅行記も終わりが近づいてきました!
なんと残念なことにこの日も雨。けっこう激し目に降っています。
5歳の長男もいるしトレッキングは無理かな、と思っていたのですが、ここまで来たのだから「ヤクスギランド」には行きたい!
「ヤクスギランド」には30分で周れるコースもあると書いてあったし・・・。
とはいえ、皆のレインコートを用意していなかったので、途中のドラッグストアの100円ショップで買いました。
さて「ヤクスギランド」ですが・・・車で入り口まで向かうものの、かな~り遠いです。
どこから?と言われそうですが、「ヤクスギランド」の案内板が出ている道路から、どんどん山道をひたすら登っていくんですね。
その途中、サルにも出会いました。
雨の中、ひたすら続く、くねくねした山道。
あまり運転が得意でない人はちょっとハードかもしれません。
やっと入り口にたどりついたのですが・・・
うちはそこからさらに車で15分くらい行った「紀元杉」まで車で行くことにしました。
駐車場からすぐに階段があり、杉の周りをぐるっと歩けます。
この樹皮・・・すごい迫力です!
しかしゆっくり見たくも、とにかく雨が激しくて・・・
早々に車に乗り込み「ヤクスギランド」の入り口まで戻りました。
入り口で入場料を支払い、中へ。
雨は激しいものの、足元にはデッキが施されていて、以外と歩きやすかったです。
あちこちに個性的な杉が!
雨に濡れる、美しい苔。
子供の姿で、屋久杉の大きさがわかるとおもいます。
まるでコビトですよね。
30分コースは一番短いのですが、それでもすごい杉がたくさん見られました!
ここを出た後は、麓近くにある「屋久杉自然館」へ。
積雪で折れた縄文杉の枝が展示してあり、枝の一部にもかかわらずその大きさには圧倒されました!!
屋久杉の歴史、成長の仕方、どういう風に昔の人たちが活用していたか、など屋久杉に関して学べます。
屋久杉って樹齢1000年以上のものだけで、それ以下の杉は「小杉」と呼ばれるそうです。
今回は見にいけませんでしたが、「縄文杉」は推定樹齢4000~7000年と言われているらしいです。
西暦が始まる、そのずーっと前からこの世に生息しているなんて・・・もう想像の範疇を超えていますよね!
それに比べたら、人間なんてなんて儚い命なんでしょうか。
その寿命、大きさに圧倒されました。
次回屋久島に行く時には、ぜひこの目で縄文杉を見たいものです。
屋久島といえばトレッキングをして、杉や大自然に出会いに行く・・・ということをイメージする人も多いでしょうが、
5歳の長男はハードな山歩きはまだ無理。
そして10、12歳の姉妹は山登りはやだ~。
私たち夫婦も、激しい雨の中そんなには歩きたくない・・・
そんな私たち家族は、なるべく車で見られるところだけ見る、というユルいスタンスで屋久島2日間周りました。
奥深くの神秘まではたどりつけませんでしたが、それでも、屋久島の魅力のさわりは感じられました。
それにしても、鹿児島県は本当に自然いっぱい、おいしいものいっぱいの県ですね!
またぜひ、行きたいです。
そのときにはきっと、縄文杉まで!
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